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玉地 遼介(たまじ りょうすけ)さん
2014年からフリースタイルカヤック日本代表として、世界各国を転戦している。競技だけでなく、黒部川上の廊下・下の廊下をカヤックでの下降に挑戦、成功させた。2016年のカヌーフリースタイル日本選手権では4位にランキングされている。同競技の日本代表として、アルゼンチンとブラジル,リオデジャネイロで開催されるワールドカップに出場予定。
夏は長瀞でラフティングガイドとしても活動、文字通り「川漬け」の日々を送っている。
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激流を下るパドラー目線とパドラーのアクションを撮影するために、カヤックからの撮影はヘルメットとバウ(舳先)にWG粘着マウント(O-CM1471)を貼付けて、それにWG-M2を取り付けた。当日朝に接着したにも関わらず、幾度となく水を被ったり、あまつさえ強力な水流が当たっても、ただの一度もマウントごと外れるということはなかった(カメラの向きがズレるということはあったが)。ちなみにカヤックはポリエチレン製、ヘルメットはABSプラスチック製だ。
玉地さんは今までもウェアラブルカメラをヘルメットに固定して、ダウンリバーの様子をちょくちょく撮影してきたという。
その彼が今回、RICOHのアクションカメラ「WG-M2」ならではのGood!なポイントを語ってくれた。
リバーカヤッカーの視点ではあるけど、エクストリームな水遊びをする人であれば、誰でも参考になるぞ!
撮影協力:カヌースクールグラビティ
http://gravity-jp.com/
カメラ本体に
リーシュをつけられる
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ケースに入れるタイプのウェアラブルカメラは、ケースが弱くて割れ、カメラ本体が流出してしまうことがあった。しかしWG-M2は本体に直接リーシュを結びつけることができる。よしんばカメラを壊しても、メモリーカードを回収できる可能性はぐっと上がるよね。
優れた操作性
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ボタンが大きくて押しやすいということ。そして機能別にボタンが別れているということ。エクストリームな場所では、いちいち「考えて」操作はできない。感覚的にスイッチを入れられて、最小限のアクションでモードを変えられることが必要なのだ。
高い色再現性
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自然の中、美しい水の上にカヤックを浮かべる機会も多い。どうせなら奇麗な色、というか自然な色で記録を残したい。自然な発色というのは自然の中で遊ぶ人にとっては、重要な性能のひとつ。しかもこの大きさで4K。もっと遠くまで行ってみたいと思ってしまう。
カラーだって
個性なのだ
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フリースタイルカヤックの世界では、目立ってナンボ。そしてカヤック、パドル、PFD(ライフジャケット)にウェアと結構カラーコーディネートできるアイテムが多い。自分が使う小物はコダワリをもって選びたい。この色、Goodではないですか。
提供:玉地 遼介
雪解け水が流れ込んで増水する、ほんの数週間の間だけカヤックで下れる川がある。といっても数多くの岩という障害物と、
極めつけは落差数mの滝が待ち構えているという、リバーカヤッキングのエキスパートだけが下れる特別な場所だ。
玉地さんはWG-M2をカヤックのバウ(先端)に括り付けて漕ぎ下った。滝壺に落ちる時の強烈な水圧がかかっても、
WG-M2は全く問題のない素晴らしい映像を残してくれた。
撮影協力:ノマドハウス http://m.nomadohouse.webnode.jp/