ライフセービング VOL.17
かつて日本の子供たちは、野山を駆けめぐり、海や川を裸で泳ぎまわって、自然の素晴らしさを体験するとともに、そこにある危険を学び、仲間との助け合い精神を体得した。 しかし近年は、海や山は危険な場所として避けられ、海や川で泳いだことのない子ども達がなんと6割近くもいる。 そうしたなか、ライフセービング界におけるジュニアの現状はどうなっているのか。将来を担うジュニアを育てるための活動や、かかえている問題を、いくつかの事例とともに考察してみた。