|
品番:6553
価格:1,540円(税込)
A5判 176頁(オールカラー)
2013/10/発売
ISBN:978-4-8072-6553-4
|
■内容
絶対エースに学ぶ、制球力を上げるピッチング
プロの世界で、結果を残している選手の共通点が「考える力」だ。吉見は経験を重ねていく中で、身体的にも、精神的にも、それぞれのアジャスト法を確立した。本書ではそんな経験豊富な吉見に密着し、トレーニング方法から登板日の調整方法、さらには投手哲学に至るまでを事細かく紹介する。
■CONTENTS
プロローグ
第1章 キャッチボール
- 正しいキャッチボール/考え方:キャッチボールを「単純作業」にしない
- 投げるための3つの軸:3つの大切なチェックポイント
第2章 投球フォーム
- 投球開始/プレートの踏み方:試行錯誤の末に見つけた自分独自のスタート地点
- 足を上げる:足を上げて、最初の「軸」を作る
- テイクバック:軸足のひざの角度に注意
- 重心移動:イメージしたラインに身を委ねる
- トップ:突っ込むことでの利点と弊害
- 腕の振り/リリース:1 センチでもいいから、バッターに近いところでリリースする
- フォロースルー:ブレを少なく安定感のある着地を
- 一連の流れ/理想のフォーム:ラインを見出せば、細かいことは考えない
- 牽制/クイック:やるべきことをしっかりやる
第3章 アジャスト
- バランスの修正:「 どこが、どう悪いのか」をしっかり見極める
- 球速について:速さへのこだわりは一切ない
- 制球力の上げ方:生命線でもある制球に関する処置は早い
第4章 コンディショニング
- 登板日/登板日のウォームアップ:登板日の調整はこだわりが満載
- 登板後:不安要素を排除し次に備える
- 登板間:何気ない基礎練習が超一流の制球力を支えている
- 酸素の重要性:高濃度酸素を利用してコンディショニングを高める
第5章 球種
- 球種について:小さな曲がりで打者を翻弄する
- ストレート:よりバッターに近い位置でボールを離す
- シュート:握り以外はストレートと同じ投げ方
- スライダー:カットボールに近い曲がり方
- フォークボーク@/カウント球:落差よりもスピードを重視したフォークボール
- フォークボークA/勝負球:ボールゾーンで勝負するフォークボール
- パームボール:「パームあり」と思わせることが大切
第6章 トレーニング
- 自体重:器具を使用しないウォーミングアップ
- ハードル:小型の「ハードル」を使用したウォーミングアップ
- ラダー:「はしご」をモチーフにした「ラダー」を用いたウォーミングアップ
- その他:効果的なトレーニングのために
第7章 インタビュー
メンタルなど投手としての考え方
コラム
- プロ入り後の変化
- 理想の投球フォーム
- マウンド上での立ち振る舞い
- ストレートと変化球
- コントロールへのこだわり
- 投手として大事にしたいこと
吉見一起が使用するギア
用語説明
考えることの重要性
吉見データ