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品番:1121
価格:1,572円(税込)
B6判(上製) 280頁
2004/02発売
ISBN 978-4-8072-1121-0
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■内容
理由はひとつ、「わたりたいから、わたった」
こんな単純な気分が、どうして分からないんだ…
40年前、わずか6メートル足らずのヨットで太平洋を横断した堀江青年の〈マーメイド号〉航海記。不屈の名著、復刊!
昭和37年5月12日、午後8時45分、全長19フィートのヨットで、兵庫県西宮の岸壁から太平洋へ出港した青年がいた…。
94日後、青年の乗ったマーメイド号はサンフランシスコのゴールデンゲートの下を通過した。
『太平洋ひとりぼっち』は、その青年、堀江謙一が綴った冒険の記録。と同時に、それまでヨットでの海外渡航に対して、パスポートの発行を認めなかった日本政府の鎖国に終止符を打った「挑戦」の記録でもある。
■CONTENTS
- 太平洋への夢
- 先輩たちとヨット購入
- マーメイド号誕生
- 周囲の猛反対
- 出発準備
- 搭載品
- 日本脱出
- 悪戦苦闘の連続
- 走れ、走れ!
- 日付変更線を超える
- 風なし波あり
- 北風よ早く来い
- 天測不能位置だせず
- お母ちゃん、ぼくきたんやで
- 解説 横山 晃