■特集内容
通巻1000号
Kazi誌 88年の航跡
1932年に創刊した『舵』は、本号で1000冊目。
戦前の発行元は「日本モーターボート協会」で、その機関誌として歴史を歩み始めました。
戦中戦後の混乱で発行サイクルは乱れ、約4年の休刊をへて1948年に復刊、
以降、休むことなく刊行を続け、月刊誌として日本有数の歴史を持つに至りました。
現在でもプレジャーボート文化が広く根付いているとは言い難い日本で、マイナージャンルの専門誌が1000号を迎えられたのは、一人ひとりの読者に支えられての奇跡だと感じます。
ヨット・ボート専門誌として『KAZI』が駆け抜けてきた時代を、
この機に懐かしい誌面で過去の日本のマリン界を振り返り、未来を展望します。
■特集2
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044|南国フィリピン
昔ながらの船大工たちが住む島
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082|オモイノママに
日本一周した3人衆がゆく
危機一髪の珍道中!
■別冊付録
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別冊付録『舵』創刊号 復刻版
■TOPICS
017|Photo news around the world
「ジ・オーシャンレースのコース決定」
102|自動着岸の実現を目指す「ぴたっとプロジェクト」
164|FROM THE FRONT LINE(世界のニュース最前線)
■BOATS & BUILDERS
056|西村一広的熱視線「ニール47」
062|Sailboat「岡崎361デッキサルーン」
068|Powerboat「ガレオン510スカイデッキ」
096|自作魂「4年がかりで完成したトライマラン」
132|ヨットデザイナーの履歴書★最終回★「Kennosuke Cup(3)」
■RACE
050|西村一広の新・アメリカズカップ日記「アメリカズカップに思う」
052|Sail to TOKYO 2020「東京オリンピックは1年延期へ」
136|レースインフォメーション
■CRUISING
076|チビッ子4人がゆくニューカレドニア・ファミリークルーズ
■GOODS
143|海モノ語り「海洋プラごみをリサイクルしたオクシアニサンダル」
■HOW TO
122|外洋ヨットの安全談議「こだわりの海図の世界(2)」
126|〈きらきら丸〉のクルージング三昧
「60代を大切に(5)ビギナーの壁、シニアの罠」
130|SPEED & SMARTS 〜ヨットレース勝利の方程式
「ヘッドセールのコントロール(1)」
■ESSAY & STORY
087|新・水夫は見た!!
089|高槻和宏「海(ココ)だけの話」
091|吉田拓生「三浦半島の南端から」
093|日芳子「油壺、今昔ものがたり」
■その他
018|BULKHEAD magazine Regatta gallery
108|矢口あやは 海ガールはじめました!
「リサイクルセールバッグを作ろう」 Youtube
114|理想のヨットライフを探せ!
「外出できないときはバーチャルセーリング!?」
ほか
├ ヨット美人発掘委員会 〜海の南ちゃんを探せ!
├ 『港時間』の余話ジカン
├ ニュース&トピックス
├ スナック Kazi(読者のページ)
├ 海の告知板(売りたし買いたし)
└ 巻末:マリングッズカタログ
NEXT ISSUE
KAZI 6月号 予告(2020/6/5 発売)
とにかく出かけないことが求められる昨今。海上でのソロセーリングのどこが──という議論はさておき、自宅で過ごす時間が増えたのは事実。これをいい機会ととらえて、ヨットやボートに関する知力増強、そして
楽しい"ヒマつぶし"を紹介します!
ヨット紹介
「マクサス・エボ24」「ジャノー・サンファスト3300」
ボート紹介
「プレステージ520」「サルゴ31アフトドア」