スタッフ募集について

会社プロフィール とともに、編集スタッフからのメッセージもご覧ください。

舵社・編集スタッフ“新人”“若手”“ベテラン”の3人が送る

未来の同僚に向けてのメッセージ

新人

『Kazi』編集部・ぐっさん

こんにちは。『Kazi』編集部2年目のぐっさんです。このあだ名から、たくさんの人に「男かと思った」と言われますが、違います。本名が知りたい人は『Kazi』を買ってくださいね!

さて、求人に応募したくなるようなメッセージを書け! と偉い人に仰せつかったので、私が舵社でどんな風に仕事をしているか書きたいと思います。 2016年11月、世界最高峰といわれるヨットレース「アメリカズカップ ワールドシリーズ」が福岡で開催され、そのとき私はまだ舵社の社員ではなく、運営の手伝いとしてレースエリアにいました。乗っていた運営艇に、「ソフトバンク・チーム・ジャパン」のヨットAC45Fが間近に迫ってきたときは感激しました。

ちょうどそのころに舵社の求人を見つけ、好きなことが仕事になるチャンスだと思い、一か八か応募しました。5カ月後、晴れて舵社に入社。高校生や大学生のころによく読んでいた『Kazi』を、いま自分が世に出す側にいるというのは、不思議なものです。出版業界の経験もなく、右も左もわからない状態でしたが、愉快な先輩方に優しく、ときには厳しく指導してもらいながら、楽しく仕事をしています。

私の取り柄は、好奇心と行動力です。それだけです。でもそれでいいのです(多分)。この大会が気になる、このヨットに乗ってみたい、あのセーラーに会いたいな、そんな気持ちが仕事につながります。面白いです。こんなに面白いことはありません。自分のしたいこと、興味のあることにたくさん挑戦できるのです。 夏は熱く、冬は寒い。年中日焼けで真っ黒。海水を浴びてガビガビになる……などなど、つらいこともあります。原稿が書けなくて泣きそうになるときもあります。でも毎月5日がきて、書店に自分の記事が載った『Kazi』が並ぶとき、とてもうれしい気持ちになります。それは何ごとにも代え難いと思っています。 ヨットが好き、ボートが好き、何より海が好きな方と一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。愉快な新人を待っています!

ぐっさん:『Kazi』編集部に入って2年目。おじさんばかりのマリン業界では貴重な存在ともいえる20代半ばの女子である。前職は病院勤務というちょっと変わった経歴を持つ。高校ではFJ級とSS級、大学では470級に乗る。現在はキールボートのチームにも所属している。潮風で鍛えた粘り強さを発揮して、日々、取材や編集業務に奮闘中。

沖縄は宜野湾のミリタリーショップにて。上司に「ちょっとこのサングラスかけてみろ」と言われ、しぶしぶかけてみる、の図

沖縄に行くたびにお世話になっているあっこさんとパチリ!

舵社に入ってからたくさんのヨットを経験。こちらはJ/70! ディンギーのようで面白い

若手

『ボート倶楽部』編集部・幸野庸平

本作りに携わりたい、という思いで出版社を希望し、爽やかな海辺で働きたいな、という気持ちから、舵社を選びました。予想通り、だいたい毎月3分の1くらいは海かその周辺にいます。この仕事をしていなかったら絶対に出会わなかっただろうな、という人たちに会い、この仕事をしていなかったら絶対にできなかっただろうな、という経験ができています。それは、何ごとにも代えられない貴重なものだと思います。

ここでウソをついても仕方がないので、正直に言いますが、業務は、結構大変です。毎月締め切りに追われ、締め切りが終わったかと思えば、次の締め切りが待ってます。忙しいときは、1日中、取材で駆け回ったり、10時間以上海で揺られ続ける、なんてこともあります。でも、正直ほとんど遊びみたいな感じ、と言ったら怒られるでしょうか。むしろ、僕たちが扱っているマリンレジャーは"遊び"なので、遊びだと思って仕事に臨んだほうがいいのではないかとさえ思っています。

雑誌作りは、真面目に真摯に誌面と向き合うことももちろん大切ですが、それ以上に作り手が楽しく、遊び心満載で作った誌面は、読み手の心をつかむと信じています。常識にとらわれず、遊び心満載の方からの応募、お待ちしております。

こうの・ようへい:ヨット、ボートに縁はなかったものの、舵社に入社して3年が経過した。マリンの経験を積む一方、昨今は雑誌作りの面白さに目覚めてきたところ。昨年、9年付き合ってきた彼女と結婚したばかり。糖質制限ダイエットを始めて2カ月が経過したが、体重はほぼ変化なし。

キス釣り大会に参加し、釣り上げたベラらしき魚。見事にダメっぷりが凝縮された1枚となっております

長崎サンセットマリーナでの取材で、カメラリハーサルのために歩く僕。太ってますね……

アクソパー28Tトップに乗船し、快速航走を体験。さまざまな艇に試乗できるのも編集者の特権です

ベテラン

『kazi』副編集長・中村剛司

――あなたがもし舵社に入ったらできること――

  • 最新のモーターボートに乗れます。
  • ボートでクルージング、ウェイクボード、ビルフィッシュトーナメント出場ができます。
  • いきなり釣り大会に出て、初めて釣った魚が「カジキ」という新人がいました。
  • アメリカズカップの取材に行けます。ディーン・バーカーや、ベン・エインズリーから話を聞いたり!
  • ふだんクラブレースやディンギーレースに出ているなら、それが「仕事」になります。
  • 巨大カタマランから、レアなトリマランディンギー、日本に入ったばかりのヨットにまっさきに乗れます。
  • 北は「函館⇔青森・青函カップヨットレース」から、南は「沖縄・座間味ヨットレース」まで、全国のイベントレースに行けます。
  • 離島や海外など極上のクルージングにだって行けます。
  • 私がここ数年で行ったところ=宮古島、慶良間諸島、与論島、タヒチ、ニューカレドニア、タイ、オマーン、スウェーデン、シカゴ、マルセイユ、トゥーロン、バミューダetc.
  • 日本中、世界中のヨットクラブのセーラーと出会い、仲良くしていただけます。
  • 日本中、世界中を回ってうまいものを食べるので、太ってしまうかもしれません。
  • フォイリングヨットにだって乗れます! AC艇にも乗れます。
  • キラ星のようなプロセーラーの方々と直接会って、目からウロコのセーリングテクニックを教えてもらえます。
  • でも、ヨットがうまくなるかどうかはあなた次第。
  • カヤックにも乗れますし、湖畔や水辺でBBQやキャンプもできます。
  • もう書ききれないほどのマリンレジャーを楽しめます。
  • そして、あなたが作った誌面を見たセーラーやボーターが、ヨット・モーターボートをもっと好きになってくれたらいいなあ。

――あなたの編集者としての資質――

編集者に必要な資質、それは好奇心です。
ヨットやボートが好きならなおのこと、もしそうでなくてもまったく構いません。
編集者の仕事は、経験したことを上手に相手に伝えること。例えば、あなたがとても楽しい旅行に行ったり、帰りの電車のなかで面白い人を見たとします。その出来事を、家族や恋人、友だちに伝えるときの気持ちを考えてください。
「~に行ってきただんけどさ、もう、すごかったよ!」
「今日さ、すっげー面白いことがあったんだよ!」
きっとあなたは、その楽しかったワクワクした気持ちを相手に共有してほしくて、一生懸命その出来事を説明するでしょう。

情報の伝達。SNSでの発信欲もこの一つと言えますが、編集者の仕事はこの行為の究極にあります。取材先で得た経験、取材内容を誌面に落として、全国の読者にそれを伝える。伝えることは、感動やワクワクした気持ちかもしれないし、マリン業界に警笛を鳴らすようなシリアスなことかもしれません。それを正確に、わかりやすく伝達する。責任重大な部分もありますが、本質は「今日、まじでびびったんだけどさ!」って、自分が高揚した気持ちを相手に伝える仕事なんです。

そしてあなたの話を聞いた家族や恋人、友人が「君の話を聞いていたら、俺もそれをやってみたくなったよ」なんて答えてくれた経験があるなら……、あなたは編集者に向いているかもしれません。
そんな風に、どんなことにも好奇心を持って向き合える、楽しい人と一緒に仕事ができる日を楽しみに待っています♪

なかむら・つよし:『Kazi』副編集長/デスク。以前は一般誌の編集に携わっていたヨット乗りで、いまはヨット&ボートの雑誌を編集するヨット乗り。豊富な経験に基づく完成度の高い誌面作りで貢献している。B級グルメが大好きな、2児の父。マリーナ近郊のラーメン店を網羅した『Kaziラーメン』別冊企画を検討中(一人で勝手に)。

ボートショー、パシフィコ横浜会場にて

書くだけでなく、撮影も仕事のうち。ロープワーク師匠の取材風景

ヨット美人の撮影。レフ板で応援

レアなディンギーにも乗れます。仕事で

帆船の甲板磨きで力尽きることも

アメリカズカップも! 写真はオマーン大会のプレスボート

ダイビングもできます。仕事で

魔法も使えます。仕事で

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