舵社の求人情報

舵社は、ボート、ヨット、釣りなどの海に関連する情報を発信している出版社です。
創刊90年を超えた月刊『Kazi』をはじめとする刊行物は、日本のマリン界をリードする存在として定着している一方、近年はニュースサイト「舵オンライン」などにも注力し、新しい時代を見据えた取り組みを続けています。
このようにマリンに関する多様なメディアを展開している舵社では、社員を募集しています。海やフネが好きな人、メディアの仕事に興味がある人、そして新しいことにチャレンジしてみたい人、私たちの仲間に加わりませんか――。

募集職種 編集
雇用形態 正社員または契約社員
待  遇 年齢、経験を考慮して優遇。社会保険完備
休  日 土日祝日、年末年始
対象となる方 学歴不問、業種・職種未経験可、第二新卒歓迎、ブランクOK、舵社の業務に興味のある方

※詳細は、 求人サイト engage(エンゲージ) の情報をご覧ください。

募集職種の概要

編 集
『Kazi』『Boat CLUB』の月刊誌のほか、年数回発行される複数のムック、書籍、カレンダー、そしてボート免許の教本などの編集が主な仕事です。「舵オンライン」を中心にウェブ関連の業務も担当します。

応募方法

求人サイトからの応募

engage(エンゲージ)
からご応募ください。

郵送による応募

履歴書および自己PR文を下記まで郵送してください。

〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-17
ストークベル浜松町3F
株式会社 舵社 総務部 宛て

お問い合わせ先
TEL:03-3434-5181
舵社社員からの

メッセージ

企画編集・営業部

企画編集・営業部の使命は"必要な情報を必要な人に届ける"こと。企画・提案・実行をトータルで提供して、みなさんに喜んでもらうために奮闘中。

*営業だけではない、営業部の仕事*
メディア・セールス・コーディネーター
金川佳之
  • 舵社 企画営業部
  • 舵社に入社し、18年目になりました! 社風は「海のようにおおらか」。やってみたい仕事に挑戦させてくれます。普通なら体験できないような仕事(例えば、F1モナコ・グランプリを船上から取材)など、営業だけではなく、幅広い分野の仕事を経験できる会社です。

編集部

毎月の締め切りに追われる一方、取材を通じて刺激的な体験も重ねる編集部の面々。読者のみなさんの顔を思い浮かべながら、精力的に活動しています。

*学びや発見に満ちた、編集の現場*
『Boat CLUB』編集長  茂木春菜
  • 舵社 編集部
  • 企画→発展→取材→編集と、アイデアをカタチにしていく過程では多彩なスキルが求められ大変ですが、非常に面白く達成感があります。また、各地の海でさまざまな人と出会い、話を聞くことで、学びや発見が絶えない現場が待っています。一緒に成長していきましょう。

*好きなことが"形"になる面白さ*
『Kazi』編集スタッフ 森口史奈
  • 舵社 編集部
  • 肩書は編集者ですが、その仕事内容は企画、取材、撮影、原稿執筆、そして編集と多岐にわたります。大変な職業であることは事実ですが、非常に面白いです。『Kazi』編集部は、寝ても覚めても、海とヨット。あなたの好きなことを、一緒に1冊の雑誌という形にしてみませんか?

制作部

雑誌や書籍をはじめとするグラフィックデザインを担当。さまざまなプロジェクトに企画段階から参加し、アイデアを創造的にまとめ上げています。

*広く深く伝える、デザインの力*
アートディレクター 菅野潤子
  • 舵社 制作部
  • 安心してください。制作部員にフネの専門知識は必要ありません! 実は、フネ以外にも多くのジャンルの本を制作しているんです。 私もヨットとボートの違いもわからず入社し早20年。部員は現在6名、和気あいあい、笑いの絶えない仕事場にいらっしゃいませんか。

舵社の求人情報をご覧いただいた方のための

長~い会社紹介

舵社の「社員募集」のお知らせに興味を持っていただき、ありがとうございます。ここではヨット&モーターボートの雑誌『Kazi』、モーターボートの雑誌『Boat CLUB』などを発行している舵社のプロフィールを紹介します。
みなさんに「応募してみようかな?」と思っていただけるように、自社をアピールしますが、当たり前ですがウソは書きません。等身大の舵社を知っていただき、その結果、いい出会いにつながることを期待して書いてみます。少々長いですが、お許しを。伝えたいことがたくさんあるので!

舵社の歩み

舵社の原点は、1932年(昭和7年)に創刊されたモーターボートとヨットの雑誌『舵』です。まだ自家用車すら一般的ではなかった時代にプレジャーボートの雑誌をつくるとは、創業者はずいぶんと思い切ったことをしたものです。ビジネスとしての勝算があったわけではなく、自分がつくりたい雑誌をつくっちゃったのかな? 90年以上前のことなのでよくわかりませんが。

そして、太平洋戦争の時期には記事で取り上げるフネが軍用のものに制限されたり、戦後は紙不足で雑誌の厚さがペラペラになったりと苦難もあったようですが、現在の『Kazi』に至るまで刊行が続いています。

さて、ここで戦後70余年の歩みを書いていると「社史」になってしまうので省略します。簡単に言うと、高度経済成長期やバブル経済の時代にはマリン業界も景気がよく舵社の業務も広がりましたし、バブル崩壊やリーマンショックなどの影響を受ける逆風の時代もありました。 現在はマリンのメディアとして確かな地位を維持する一方、雑誌や本が売れない出版不況もあって少々苦労している、そしてウェブメディアなどの新しいことにも取り組んでいる、といったところでしょうか。そこで舵社はどんな企業活動を行っているのか、次に紹介したいと思います。

二つの月刊誌

舵社を代表する刊行物は『Kazi(カジ)』と『Boat CLUB(ボート俱楽部)』の2誌。ともに毎月5日発売(一部地方は除く)の月刊誌です。書店では、サーフィン、釣り、スキー&スノボ、登山、アウトドアなどの雑誌と同じコーナーに置いてあることが多いと思います。

ヨットとモーターボートの雑誌『Kazi』は、現在、日本にはほかにヨットの雑誌はないので、唯一のヨット雑誌でもあります。手前味噌になりますが、老若男女、ヨットに乗る人なら誰もが知っている存在です。オリンピック、アメリカズカップ、いくつかの世界一周レースなど、ヨットの話題は国際的なので、海外の情報もたくさん取り扱っていますね。また、レースをしないクルージング派やボートユーザーを意識して、クルージング、つまりフネで旅をすることも大きなテーマの一つにしています。

『Boat CLUB』はモーターボートの雑誌です。1999年創刊で、2024年に25周年を迎えます。プレジャーボートと聞くと「お金持ちの遊び」というイメージを持たれる方も多いと思いますが、すべてのボートがそういうものではありません。『Boat CLUB』では、比較的小型で身近なボートの話題を中心に取り上げています。また、日本では多くのボートユーザーが釣りを楽しんでいるので、ボートフィッシングに関する記事も多いです。

その他の雑誌と書籍

月刊誌のほかにも、いくつかの定期刊行物があります。
CANOE WORLD』は春と秋の年2回発行。カヤックを中心に、水との一体感にあふれるカヌーという乗り物の魅力を伝えています。近年、人気が高まっているともいえるし、まだまだなじみが少ないともいえるカヌーの情報を、一生懸命発信中。

同じく年2回発行の『Sea Dream』と『Premium BOATING』は、大型かつ高級なボートやヨットをテーマにした雑誌。思わずため息が出るような憧れの世界であり、言ってしまえば富裕層を対象にした情報誌です。豊かなマリンの世界を表現する、海とフネを愛する人のライフスタイル・マガジンでもあります。

このほかにも年1回発行の『ボーティングガイド』(日本で販売されているボート、ヨットを網羅した年鑑)や、各種の書籍など、さまざまな刊行物を発行しています。またボート免許に関する教本やガイド本も多数ラインアップ。「ボート、ヨットに関する雑誌、書籍なら舵社」という評価を獲得していると自負しています。

他ジャンルの雑誌と書籍

このようにマリン関係がそろう舵社の刊行物ですが、それ以外のジャンルの本もいろいろ出しています。あの羽生結弦選手を中心にしたフィギュアスケートの雑誌『Ice Jewels』とか、日本の伝統芸道、詩吟、剣舞、詩舞の情報誌『吟と舞』とか、温泉の本とか、野球のハウツウ本とか……。一見すると脈絡がありませんが、まあ脈絡はないんです。どのジャンルにせよ、その趣味やスポーツに熱心に取り組んでいる方(=目の肥えた方)の期待に応えられるような、中身の濃い本づくりを心がけています。

カタログ、パンフレットの制作、
イベント運営

出版物ではありませんが、カタログやパンフレットの制作も得意とするところで、さまざまな仕事を受注しています。依頼主は、ボート&ヨット関連企業、マリーナ、官公庁など。近年は「ジャパン インターナショナル ボートショー」のお手伝いや「ヨコハマフローティングヨットショー」の運営など、いろいろなイベント事業にも取り組んでいます。いずれもマリン関係の雑誌づくりで培ったノウハウを生かした業務といえるでしょう。

電子出版、ウェブメディアと動画

雑誌・書籍の売り上げや書店の数は年々少なくなり、出版を取り巻く環境が厳しいことは事実です。ありがたいことに、舵社が出版する専門誌はコアなファンに支えられているという強みはあるものの、かつての隆盛は望めません。その逆風に立ち向かうために、読者と直接つながる定期購読、Amazonなどのネット販売にも力を注いでいますが、紙媒体にしがみついていたら成長は見込めませんので、舵社でもいろいろなニューメディアへの取り組みを進めています。

まずは 電子出版。二つの月刊誌は電子版も発行しており、こちらの愛読者からは「保管場所を取らないのでいい」と好評です。そのほかハウツウ本を中心に書籍の一部を電子版で販売しています。

そしてインターネット。そのメインとなるコンテンツがニュースサイト「舵オンライン」です。ほぼ毎日更新される生きのよさを売りとして、マリンに関する情報のポータルサイトを目指して充実を図っているところ。今後の舵社にとって大切な事業なので、あえて担当部署は設けず、すべての部署の社員が同サイトの業務に携わっています。

ウェブメディアには動画の力が欠かせません。ということで、舵社YouTubeチャンネル「Kazi Movie」を開設して、ヨットやボートの動画を配信中。長年、海での取材を重ねてきた経験があるので、ドローンをはじめとした撮影ノウハウを生かし、迫力と見応えのある映像を制作しています。

マリン用品の販売

以上は出版社ならでは仕事の紹介でしたが、そのほかにもう30年以上にわたって、マリン用品の販売事業も行っています。
ウエアやシューズ、GPSや無線機、フネの装備品、海のインテリアなどなど、国内外から集めたアイテムを通信販売でお届け。雑誌などの自社媒体に通販ページを設けているほか、ECサイト「KAZIシープラザ」を運営してネット販売を行っています。ちょっとマニアックな情報ですが、海で遭難したときに救難信号を発する機器も取り扱っていて、漁業、港湾関係者など海のプロフェッショナルにも利用していただいているんですよ。

編集、営業、and more

月刊誌の『Kazi』と『Boat CLUB』は専従の編集部員がつくっています。企画、取材、編集……を繰り返して年12冊の雑誌をつくるのは大変ですが、毎月新しい体験ができる魅力的な仕事でもあります。そのほかの出版物は、月刊誌とは別の編集スタッフが担当することもあるし、月刊誌の編集部が関与することもあります。

ところで、あなたは「出版」「編集」という言葉を聞いて、どんな姿の人を想像しますか?
ヒゲを生やした自由人っぽい人、服装を気にしないマイペースな人、男勝りの女性編集者……。
舵社の社員にも、全部いるな。まあ、外見ではなく、仕事の中味で勝負ですね。
舵社には編集者のほか、写真部にはカメラマン、制作部にはグラフィックデザイナーが複数在籍しています。この企画、取材、撮影、編集、制作を一貫して社内でできるところも、舵社の強みの一つです。もちろん、すべてを社員だけで回すことはできないので、筆者、レポーター、イラストレーター、カメラマン、デザイナーなど、外部の方の力も借りながら仕事を進めています。

また雑誌には広告があるのはご存じの通り。雑誌は、販売と広告、二つの売り上げで収益を得ています。ということで、舵社には各クライアントの営業担当者がいます。広告主の協力を得て取材することもあるし、タイアップ企画の場合もあるので、編集と営業は連携して仕事をすることも多いです。ときには営業担当者が原稿を作成することも。つまり広告を取るだけではない、企画提案型の営業スタイルということになるでしょうか。

このほか、先述した用品事業部の社員、そして出版物の販売と流通を担う販売部、総務・経理部の社員がいて、2024年3月現在、総勢28人(正社員、契約社員)で業務を遂行しています。

会社の所在地

会社は東京都港区の浜松町にあります。最寄り駅は、浜松町(JR、モノレール)、大門(都営浅草線、同大江戸線)、新橋(JR、東京メトロ銀座線、 都営浅草線)、御成門(都営三田線)。いずれの駅からも徒歩10分以内です。東京タワーも近くにあります(だからといって上る社員はいませんが)。浜松町には、丸の内のような高級感も、渋谷のような華やかさもありませんが、働いていると、なかなかいい街だと思います。ランチのおいしい店もそこそこあるし。

オフィスは複数の住居と事務所が入っているビルの1フロアです。築40年以上の建物なので、年季が入っています。編集部の写真も載せようかと思いましたが……う~ん、お見せするのは憚られる散らかった机が散見されるので、やめておきます。ご自分の目で確かめに来てください。

以上、長々と舵社の紹介を書いてみました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
私たちと一緒に雑誌づくりをはじめとした情報発信に取り組んでみたいと思っていただけたでしょうか。ボート、ヨット、釣りが好きな方、編集や営業の経験のある方、そのどれも未経験だけど興味とやる気はある方、そんなみなさんのご応募を心よりお待ちしています。(クボタヒデヤ)

  • 舵社 編集部 クボタヒデヤ
    舵社に入社して30ウン年のロートル編集者。子どものころからの乗り物&雑誌好きなので、この仕事を楽しく続けている
2人のキーマンからの

メッセージ

いつかは、ではなく今が海で働くとき
『Kazi』編集部チーフ 中村剛司
keyman

陸の仕事をしていたとき、私は会議中も取材中も、ふとした時に海の風と波を思ってはため息をつく日々だった。この話に共感できるあなたに伝えたい。マリン業界の仕事は多種多様に及ぶ。編集者とは、それらすべての人たち、オーナー、クルーたちに直接会い話を聞く仕事だ。情報を誌面に落とすだけでなく、それらの人々をつなぐ仕事でもある。いつかは海の仕事を。そんな夢をひとかけらでも持っている人と、『Kazi』編集部は仕事がしたいと思っています。

お客さまと共に日本の海を盛り上げる
企画編集・営業部 部長 安藤 健
keyman

私たち部署のスタッフが関わる主な業務は、月刊誌をはじめとする紙媒体、あるいはウェブ媒体(舵オンライン)の広告営業です。しかし、部署の名前に「企画編集」とあるように、常に広告を出稿されるお客さまの立場に立ってベストな提案をし、ときには広告という枠にとらわれず、パンフレットやホームぺージ制作、イベント運営など、あらゆる業務を手がけています。お客さまと共に日本の海を盛り上げていくそれが私たちの使命です。

広告に関するお問い合わせ、お申し込み窓口

株式会社 舵社 企画編集・営業部
〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-17 ストークベル浜松町
Tel 03-3434-5160
Eメール:kazi@kazi.co.jp

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